システムの障害を検知し、組織での安定運用を支援医療機関向けオプション

「システム稼働監視」機能を活用することで、
常時稼働しているシステムなどで異常終了がないか、
アプリケーションが停止していないかをリアルタイムで監視し、
異常をいち早く検知できます。
事前に監視対象となるアプリケーションを設定しておくことで、
稼働状況に関する情報(ログ)が収集され、管理機から確認できます。
また、SKYSEA Client Viewがインストールされていない場合でも、
サーバー内のアプリケーションの稼働監視のみが行える仕組みもご用意しています。

※別途、各PCに稼働監視端末機モジュールをインストールする必要があります。

まず、監視対象となるアプリケーションの登録を行います。
監視を行う端末機で、
「C:¥Program Files (x86)¥Sky Product¥SKYSEA Client View」フォルダ内の
「システム稼働監視設定ツール」を起動します。「SysActMonCfg.exe」をクリック!
※32bit版の場合は、「C:¥Program Files¥Sky Product¥SKYSEA Client View」フォルダを開いてください。
「監視機能を有効にする」にチェックを入れ、「追加」をクリック!
監視設定名、監視対象アプリケーションのファイルパス、アプリケーション名称、
監視を開始するタイミングや、監視する曜日・時間帯、詳細な監視対象や、監視方法などを設定します。
「プロセス」タブでは、指定したアプリケーションのプロセスから
稼働状況を監視するように設定できます。
「TCP」タブでは、指定したアプリケーションが通信するサーバーを設定し、
通信できているか、ポートが待ち受け状態になっているか監視するように設定できます。
「共有フォルダ」タブでは、監視対象となる共有フォルダを指定して、
フォルダへのアクセスが正常に行えているかを監視するように設定できます。
定期的にログを出力するアプリケーションなどが、共有フォルダへ正常に
ログを出力しているかどうか監視する場合などにお役立ていただけます。
「ファイル」タブでは、ログなどの一定時間ごとに更新されるファイルを指定して、
ファイルが更新されているかを監視するように設定できます。
「データベース」タブでは、データベースへの書き込みを行うアプリケーションについて、
書き込みが正常に行われているかなどを監視するように設定できます。
ここでは、「プロセス」タブで指定したアプリケーションのプロセスから、
稼働状況の監視を行うように設定します。
「プロセスが起動していない場合にアラートとする」にチェックを入れ、
アラートとする未起動期間を設定します。
「プロセスの応答がない場合にアラートとする」にチェックを入れると、
入力したウィンドウタイトル名の画面が起動しない場合に、アラート対象になります。
例えば、定期的にログを収集してアップロードするシステムがあり、
アップロード中は「SKY System」というタイトルの画面が表示される場合、
プロセスが正常に動作していないときは画面が表示されず、アラートが発生することになります。
「OK」をクリック!
実際に、指定したアプリケーションの稼働状況を確認してみましょう。
ログ管理タブの「稼働状況閲覧」をクリック!
指定した端末機ごと、アプリケーションごとの稼働状況が表示されます。
指定したプロセスが正常に動いていなかったため、アラートが発生しています。
「現在のアプリケーション稼働状況」が「異常」になっています。
対象の端末機を調査し、アプリケーションが正常に動作するようにメンテナンスを行いました。
「更新」をクリック!
アラート対象のプロセスが正常に動作し、
「現在のアプリケーション稼働状況」が「正常」になっています。
アラート状態は解除されていませんので、アラートを解除します。
稼働状況が正常になった端末機を右クリックし、「アラート解除」の「全アラートを解除」をクリック!
端末機のアラートが解除されました。