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Sky株式会社

のみぞうのちょっと一息しませんか?やってみようCTF

著者:Sky株式会社

やってみようCTF

こんにちは、野溝のみぞうです。今回は「CTF」についてお話ししたいと思います。

CTFって聞いたことありますか?

セキュリティ界隈では「シーティーエフ」と呼ばれていて、Capture The Flag(旗取りゲーム)の略です。もともとは野外で行うチーム対抗の旗取りゲームのことですが、セキュリティの世界では「なにかしらの技能を使って隠された答え(フラグ)を見つけ出すセキュリティ競技」を指します。

CTFって具体的には?

CTFでは、さまざまなジャンルの問題が出題されます。代表的なものをいくつかご紹介しますね。「なんだか難しそう」と思われるかもしれません。でも解けたときの「やった!」という達成感は格別です。

picoCTFがお薦めです

「CTFに興味はあるけど、どこから始めれば……」という方には、picoCTF(ピコシーティーエフ)をお薦めします。

picoCTFは、アメリカのカーネギーメロン大学が開発している中高生向けのCTFです。主に過去の大会の問題を学習用に集めたコンテンツはpicoGym(ピコジム)と呼ばれ、Webサイトに登録するだけでいつでも誰でも取り組めるようになっています。

英語のWebサイトですが、ブラウザの翻訳機能を使えば問題なく進められると思います。

picoCTFのいいところは、こんな感じです

  • 完全無料で利用できる
  • いつでも好きな時間に過去問に挑戦できる
  • 問題にヒントがついていて、詰まっても前に進める
  • 難易度が幅広く、初心者でも楽しめる

実際にやってみました

私も久しぶりにpicoCTFをやってみました。最初の問題は、謎のWebサイトを解析するようなものからスタートでした。「え、これでいいの?」というくらいシンプルなんですが、それでも解けるとうれしいものです。

少し進むと、知識が必要な問題や、コマンドラインの基本操作が必要な問題も出てきます。知らないことが出てきたらその都度調べて……という繰り返しで、気づいたら2時間くらい夢中になっていました。「あと1問だけ……」が止まらなくなる感覚はゲームに似ているかもしれません。

競技だけじゃない、学びの場としての価値

CTFは競技としての側面もありますが、私は「楽しみながら学べる教材」としての価値がとても高いと思っています。実際の業務で「この脆弱性ってどういう仕組みなんだろう?」と思ったとき、CTFで似たような問題を解いた経験があると、理解がぐっと深まります。攻撃者の視点を知ることで、守る側として何に気をつければいいかが見えてきそうです。例えば、情報システム部門のお仕事をされている方なら、きっと「あ、これ業務で見たことあるかも」という場面に出会えると思います。CTFは、正解にたどり着くまでの「なぜ?」「どうやって?」を考えるプロセスが一番の学びになります。最初は解けなくても全然大丈夫です。ヒントを見てもいいし、使い過ぎは注意ですがAIに相談するのもいいですね。大事なのは手を動かしてみることだと思います。

https://picoctf.org/

(「SKYSEA Client View NEWS vol.107」 2026年4月掲載)

SKYSEA Client View コラムサイト編集部

Sky株式会社は、公共・民間向けクライアント運用管理ソフトウェアなど自社商品の開発・提供を通じて得た知見をきっかけに、端末運用・情報資産管理・ログ活用、さらにマルウェアやランサムウェアなどの脅威を踏まえた運用設計とルール整備まで、製品と運用の両輪で現場に根付く対策を組み立てる強みを生かし、幅広い分野でのセキュリティ領域を展開しております。