
利用者ごとに、セキュリティポリシーを運用
利用者(ログオンユーザ)ごとのアラート設定が可能になり、
セキュリティポリシーをより柔軟に運用できます。 クライアントPCを共有している場合やシンクライアント環境で作業を行うなど、クライアントPCに対するアラート設定より、利用者であるログオンユーザに重点を置いた設定が求められる場合があります。本機能は、利用者ごとにポリシーを設定することができるので、さまざまな利用シーンに合わせて柔軟なポリシー運用が可能です。
ユーザポリシー設定 運用イメージ

ユーザアラート設定
必要な項目だけを選んでユーザアラートを設定 ユーザデスクトップビューから右クリックで設定画面へ。チェックを入れた項目だけがログオンユーザごとの制限としてアラート設定できます。
- ユーザを選んで右クリックで設定画面を呼び出せる
- ユーザを選択して設定画面が呼び出せるので、手早く設定することができます。
- チェックを入れた項目を設定するだけでOK
- ユーザ別に設定したい項目だけをチェックし、設定できます。設定しない項目は端末アラートの設定に従います。
端末アラートとユーザアラートの関係
各種アラートの設定は、端末アラートが基本となります。特にユーザ別にアラート設定の有効 / 無効を行いたい場合は、あらかじめユーザアラートを優先する設定を行うことで、個別設定を適用することができます。

ユーザアラートで制限できる設定項目
アプリケーション |
ファイル操作 |
その他 |
ウィンドウタイトル |
CSVファイル出力 |
Webダウンロード |
アプリケーション実行 |
規定時間外端末機操作 |
FTPダウンロード |
禁止アプリケーションの名前変更 |
記憶媒体使用 |
Webアップロード |
業務外アプリケーション実行 |
記憶媒体使用(棚卸期間超過) |
FTPアップロード |
レジストリ変更 |
記憶媒体書き込み |
Web閲覧 |
インストール |
特定フォルダアクセス |
掲示板 / Webメール書き込み |
システム構成変更 |
共有フォルダ書き込み |
USBメモリによるコンピュータ使用制限 |
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カスタマイズ |
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禁止ファイル持ち込み |
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実行ファイル不正操作 |
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USBデバイスによる不正ファイル持ち込み |
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