M1 Cloud Editionでは、IT運用管理ツールを初めて利用される方が機能が多くて操作に迷うことがないように、日々の管理業務に必要な基本的な機能を、厳選して搭載しています。
クライアントPCの情報やソフトウェア情報などを24時間ごとに自動収集し、一つの台帳で管理。組織内のIT資産の活用状況を的確に把握することで、各部署での運用の最適化やコストダウンに活用いただけます。
プリンターやルーターなどの資産情報も、ユーザーによる操作で台帳に登録できます。
ソフトウェアごとのインストール台数や、各PCにインストールされているソフトウェアの情報を一覧で表示。必要なソフトウェアが導入されているか、最新のバージョンが適用されているかなどを確認できます。
PCの資産情報を集約・分析し、数値やグラフで表示します。OSやウイルス対策ソフトウェアについて、最新バージョンへのアップデート状況を視覚的に確認でき、セキュリティ対策の抜け漏れ防止を支援します。
PCへソフトウェアを配布し、インストールできます。ウイルス対策ソフトウェアなど利用必須のソフトウェアをインストールしたり、更新プログラムを配布してアップデートすることができます。
日々のPC操作をログとして記録し、検索・確認できます。例えば、重要なデータに対してリスクを伴う操作が行われていないかを確認したり、万が一のトラブル発生時に原因を調査することができます。
業務時間内におけるPCの操作時間の割合を、ユーザーごとに集計・分析してグラフ化。従業員の頑張りや負荷状況を把握する際の、定量的な参考データとしてご活用いただけます。
| 起動・終了ログ | ユーザーごとのログオン / ログオフや電源ON / OFF、操作開始 / 終了時刻など。 |
|---|---|
| クライアント操作ログ | アクティブ状態のウィンドウタイトルや稼働時間など。 |
| アプリケーションログ | ユーザーが実行したアプリケーションの実行ファイル名や稼働時間、ファイルパスなど。 |
| ファイル操作ログ※1 | ファイル・フォルダの作成、削除、コピー、移動、名前変更など。 |
| 通信デバイスログ | ネットワークカードやBluetooth等の通信デバイスによる接続に関するログなど。 |
| システムログ | Web管理コンソールへのログインや、ログ未回収期間に達したクライアントPCのログなど。 |
| プリントログ | 印刷したドキュメントのプリンター名、プリントタイトル、印刷枚数、印刷対象のファイルパス、IPアドレス、ポート名など。 |
| Webアクセスログ※2 | Microsoft EdgeやGoogle Chrome、Mozilla Firefoxなど、ログ収集に対応したWebブラウザでの操作内容。アクセスしたURLやウィンドウタイトル、Webアップロード / ダウンロードしたファイル名やWebメールの送信履歴、Web会議システムの利用履歴などを収集。 |
| ドライブログ | USBデバイスなどのドライブの追加・削除、ドライブ種別など。 |
| 送信メールログ オプション |
送信メールの宛先(CC / BCCを含む)、件名、本文(一部)、添付ファイル名など。 |
業務に関係ないソフトウェアの使用など、組織のポリシーに反する操作が行われた際にアラート検知。ユーザーにポップアップで注意喚起し、管理者にもリアルタイムで通知します。操作自体を禁止することも可能です。
指定したWebサイトの閲覧を禁止できます。例えば、業務に関係ない動画サイトの閲覧を禁止したり、書き込みによる情報漏洩を防ぐため、掲示板やSNSの閲覧を禁止するといった運用が行えます。
オンラインストレージへのアップロードやWebメールのファイル添付など、Web上へのアップロード操作を禁止し、情報漏洩を防ぎます。
Windowsの大型アップデートの適用を部署ごとに制御できます。一部の部署にアップデートを適用し、社内システムに影響がないことを確認してからすべての部署に適用するなど、段階的な展開をサポートします。
USBデバイスの情報を台帳に登録し、管理できます。USBデバイス名やシリアルNo.といった機器情報から、最終使用ユーザーなどの利用状況に関する情報まで一元的に管理可能です。
USBデバイスごとに「使用可能」「読み取り専用」「使用不可能」といった使用制限が設定可能。機密情報の不正な持ち出しや組織外からの不要ファイルの持ち込みを防ぐために、USBデバイスの使用を一律禁止し、必要に応じて特定のUSBデバイスのみ許可するといった運用が行えます。
オフィスの各フロアや、店舗・製造現場などの別拠点、リモートワーク環境など離れた場所で利用されているPCをリモート操作できます。PCのメンテナンスや問い合わせ対応を自席から実施でき、作業の効率化につなげていただけます。
リモート操作中に、操作対象PCのデスクトップ画面を非表示にすることができます。例えば、メンテナンス中にパスワードを入力するときなど、管理者の操作を見られたくない場合に活用いただけます。
カメラやスクリーンショットの使用、外部ストレージとのデータ同期、アプリケーション内での課金など、業務に必要のない機能や操作を制限できます。
紛失・盗難に遭った端末に対して、画面ロックやデータ削除がリモートで行えます。第三者の不正利用を防いだり、機密情報や連絡先の漏洩リスクを軽減できます。
モバイル機器管理(MDM)に対応する機種はオンプレミス版と同様となります。詳細は以下よりご確認ください。
リモートワークなどで社外に持ち出したPCが紛失・盗難に遭った際、画面ロックやデータ削除※1がリモートで行えます。第三者によるPCの不正利用や情報漏洩を防ぎます。
紛失・盗難に遭ったPCが接続しているWi-Fi機器などの情報を基に、大まかな位置情報を表示※2。地図上で視覚的に確認でき、捜索に役立てることができます。
| 機能名 | 内容 | |
|---|---|---|
| 資産管理 | 資産情報収集 | PCのハードウェアに関する情報や、インストールされているソフトウェアに関する情報を自動で収集 |
| 任意項目登録 | 利用者の連絡先など自動で収集できない情報を資産情報として登録 | |
| ネットワーク機器登録 | プリンターなどネットワーク機器の情報を資産情報として登録 | |
| ハードウェア一覧 | コンピューター名やメモリサイズ、BitLockerに関する情報などハードウェア情報を検索・表示 | |
| インポート / エクスポート | ハードウェア情報をCSV形式ファイルでインポート / エクスポート | |
| アプリケーション一覧 | Microsoft Officeやウイルス対策ソフトウェアなど、ソフトウェアのインストール・アップデート状況を検索・表示 | |
| ソフトウェア配布 | 指定したPCやグループへ、アプリケーションを配布・インストール | |
| ダッシュボード | OSやウイルス対策ソフトウェア、Webブラウザなどのインストール・アップデート状況を集計し、グラフで見える化 | |
| ログ管理 | ログ収集・閲覧 | PC上のさまざまな操作や挙動を自動で収集。キーワードや期間などを指定し、検索・表示※1 |
| PC活用状況分析 | 収集したログを集計し、利用者の業務状況をグラフで見える化 | |
| セキュリティ管理 | 資産アラート |
|
| アプリケーションアラート |
|
|
| ファイル操作アラート |
|
|
| その他アラート |
|
|
| アラート通知 | アラートを検知した際に、Web管理コンソール上やメールで通知。また、検知したPC上でもポップアップ通知 | |
| Windows更新制御 | Windows 11の大型アップデートがリリースされても、PCに自動適用されないように制御 | |
| デバイス管理 | 台帳登録・管理 | USBメモリやUSBハードディスクなどの外付けデバイスを登録・管理 |
| 使用制限 | デバイスごとやデバイス種別ごとに「使用可能 / 読み取り専用 / 使用不可能」を設定 | |
| 記憶媒体使用 / 書き込みアラート | デバイスの使用や書き込みが行われた場合に検知 | |
| リモート操作 オプション |
リモート操作 | Web管理コンソールから離れた場所にあるPCを操作 |
| ファイル転送 | 操作元PCと操作対象PCとの間でファイルを転送 | |
| リモート操作カーテン | 管理者権限のある操作などを隠したい場合に、操作対象PCの画面を非表示に | |
| モバイル機器管理(MDM)※3 オプション |
資産情報収集 | モバイル端末のハードウェアに関する情報や、インストールされているアプリに関する情報を自動で収集 |
| セキュリティ管理 | カメラやスクリーンショット、アプリ内課金など指定した機能・操作を制限 | |
| モバイル端末制御 | 紛失したモバイル端末に対して、リモートで端末ロックやデータ消去、パスコード消去などを実行 | |
| モバイル端末位置情報管理 | 紛失したモバイル端末の位置情報を地図上に表示 | |
| 紛失端末制御 オプション |
画面ロック、特定フォルダ削除 | 紛失したPCに対して、リモートで画面ロックやフォルダ削除などを実行 |
| 位置情報表示 | 紛失したPCの位置情報を地図上に表示 | |
| その他 | AIアドバイザー | M1 Cloud Editionの機能や活用方法に関する質問にAIが回答 |
| ログインユーザー管理 | Web管理コンソールを利用する管理者ユーザーの追加・削除、および管理者ユーザーごとの閲覧範囲・機能制限を設定 | |
| 二要素認証 | Web管理コンソールのログインに、ワンタイムパスワードによる認証を設定 | |