M1 Cloud Editionでは、IT運用管理ツールを初めて利用される方が機能が多くて操作に迷うことがないように、日々の管理業務に必要な基本的な機能を、厳選して搭載しています。
組織で利用しているPCとインストールしているソフトウェアを一元管理できます。OSやソフトウェアのバージョンも確認でき、脆弱性を伴う古いバージョンのソフトウェアをすぐさま把握、その後の対応につなげられます。
PCへソフトウェアを配布し、インストールできます。ウイルス対策ソフトウェアなど利用必須のソフトウェアをインストールしたり、更新プログラムを配布してアップデートすることができます。
日々のPC操作をログとして記録し、検索・確認できます。例えば、重要なデータに対してリスクを伴う操作が行われていないかを確認したり、万が一のトラブル発生時に原因を調査することができます。
PCの稼働状況もログから確認可能。例えば、業務時間内にログオフが続いているPCがないかをチェックしたり、深夜や休日の稼働状況を確認することでサービス残業が行われていないかを調査することができます。
業務に関係ないソフトウェアの使用など、組織のポリシーに反する操作が行われた際にアラート検知。ユーザーにポップアップで注意喚起し、管理者にもリアルタイムで通知します。操作自体を禁止することも可能です。
指定したWebサイトの閲覧を禁止できます。例えば、業務に関係ない動画サイトの閲覧を禁止したり、書き込みによる情報漏洩を防ぐため、掲示板やSNSの閲覧を禁止するといった運用が行えます。
オンラインストレージへのアップロードやWebメールのファイル添付など、Web上へのアップロード操作を禁止し、情報漏洩を防ぎます。
USBデバイスの情報を台帳に登録し、管理できます。USBデバイス名やシリアルNoといった機器情報から、最終使用ユーザーなどの利用状況に関する情報まで一元的に管理可能です。
USBデバイスごとに「使用可能」「読み取り専用」「使用不可能」といった使用制限が設定可能。機密情報の不正な持ち出しや組織外からの不要ファイルの持ち込みを防ぐために、USBデバイスの使用を一律禁止し、必要に応じて特定のUSBデバイスのみ許可するといった運用が行えます。
オフィスの各フロアや、店舗・製造現場などの別拠点、テレワーク環境など離れた場所で利用されているPCをリモート操作できます。PCのメンテナンスや問い合わせ対応を自席から実施でき、作業の効率化につなげていただけます。
リモート操作中に、操作対象PCのデスクトップ画面を非表示にすることができます。例えば、メンテナンス中にパスワードを入力するときなど、管理者の操作を見られたくない場合に活用いただけます。
カメラやスクリーンショットの使用、外部ストレージとのデータ同期、アプリケーション内での課金など、業務に必要のない機能や操作を制限できます。
紛失・盗難に遭った端末に対して、画面ロックやデータ削除がリモートで行えます。第三者の不正利用を防いだり、機密情報や連絡先の漏洩リスクを軽減できます。
モバイル機器管理(MDM)に対応する機種はオンプレミス版と同様となります。詳細は以下よりご確認下さい。
テレワークなどで社外に持ち出したPCが紛失・盗難に遭った際、画面ロックやデータ削除※1がリモートで行えます。第三者によるPCの不正利用や情報漏洩を防ぎます。
紛失・盗難に遭ったPCが接続しているWi-Fi機器などの情報を基に、大まかな位置情報を表示※2。地図上で視覚的に確認でき、捜索に役立てることができます。
機能名 | 内容 | Windows | Mac | |
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資産管理 | ハードウェア一覧 | コンピューター名やメモリサイズ、HDDの暗号化状態など、クライアントPCのハードウェアに関する情報を表示 | ○ | ○ |
アプリケーション一覧 | Microsoft Officeやウイルス対策ソフトウェア、Windows 更新プログラムなど、各種ソフトウェアのインストール状況・更新状況を表示 | ○ | ○ | |
ソフトウェア配布 | 指定したクライアントPCやグループに対してソフトウェアを配布・自動インストール※1 | ○ | ― | |
Windows更新プログラム配布 | Windows更新プログラムやセキュリティ更新プログラムを配布・自動インストール | ○ | ― | |
CSVファイル出力 | 収集した資産情報をCSVファイルとして出力、各組織にあった資産管理台帳の作成が可能に | ○ | ○ | |
ログ管理 | ログ収集 | 電源ON / OFF、ファイル操作、システム、ドライブ追加 / 削除、印刷、Web閲覧、アプリケーションの操作を記録・収集 | ○ | ○ |
ログ閲覧 | 収集された膨大な量のログの中から、複数の条件を指定し必要なものだけを抽出・確認 | ○ | ○ | |
CSVファイル出力 | 任意のログをCSVファイルとして出力、統合ログ管理システムなどで活用 | ○ | ○ | |
ログデータのバックアップ※2 | 収集された過去1年間のログを保存、1か月単位でCSVファイルとして出力 | ○ | ○ | |
セキュリティ管理 | アラート端末表示 | ハードウェア一覧からアラート発生端末を確認、不正操作及び誤操作発生時に早期の問題を把握 | ○ | ― |
端末未起動 | 指定した期間に起動されていないクライアントPCを検知。余剰資産削減の検討などに活用 | ○ | ○ | |
ウィンドウタイトル | 設定したキーワードを含むウィンドウタイトルがアクティブな状態になった際に検知 | ○ | ― | |
アプリケーション実行 | 特定のアプリケーションが実行された際に検知、業務に関係のないアプリケーションの使用抑止に | ○ | ― | |
Web閲覧 | 指定したタイトルやURLのWebサイトが閲覧されると検知、業務に関係のない閲覧操作の制限に | ○ | ― | |
Webダウンロード / アップロード | ファイルのダウンロードやアップロードを検知し、マルウェア感染や情報漏洩を抑止 | ○ | ― | |
デバイス管理 | デバイスの台帳登録 | USBデバイスを接続しツールにて情報を収集、CSVファイルとして出力しインポートすることで、デバイスの利用状況を管理可能 | ○ | ○ |
デバイス種別 / 部署別制限 | 使用可能 / 読み取りのみ / 使用不可能といった使用制限をデバイス種別、部署別に割り当て | ○ | ○ | |
記憶媒体使用 / 書き込みアラート | USBデバイスの使用や書き込みが行われた際にアラート検知し、状況を把握 | ○ | ○ | |
その他 | 部署情報付きインストーラー作成 | PCへのSKYSEA Client Viewのインストールと同時に部署情報を設定できるインストーラーを作成 | ○ | ○ |
リモート操作 オプション |
リモート操作 | 離れた場所にあるPCをリモート操作、メンテナンスや問い合わせ対応を効率的に | オプション | ― |
ファイル転送 | 操作元PCと操作対象PCとの間でファイルやフォルダを転送 | オプション | ― | |
画面表示の切り替え | 操作元PCに表示された操作対象PCの画面を、全画面表示 / ウィンドウ表示で切り替え | オプション | ― | |
リモート操作カーテン | リモート操作時の画面上の表示や操作内容を非表示 | オプション | ― | |
モバイル機器管理(MDM) オプション |
資産情報収集 | デバイス名などのハードウェア情報や、アプリケーションのインストール状況を一元管理 | オプション (iOS、Android対応) |
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セキュリティ管理 | カメラやスクリーンショットの使用、アプリ内課金など指定した機能や操作を制限 | オプション (iOS、Android対応) |
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運用支援・紛失対策 | 紛失したモバイル機器に対して、リモートで画面ロック / データ削除 | オプション (iOS、Android対応) |
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紛失端末制御 オプション |
画面ロック / 特定フォルダ削除 | リモートで画面をロックしたり、あらかじめ指定したフォルダを削除 | オプション | ― |
位置情報表示 | 接続しているWi-Fi機器などの情報を基にPCの位置情報を表示 | オプション | ― |