SKYSEA Client Viewでは、定期的に公開されるWindows 10の各種更新プログラムの管理・配布を支援する機能や、自動アップデートを制御する機能をご用意しています。PCを常に最適な状態に保ち、安全にご利用いただけるようスムーズな更新管理をサポートします。
PCの安全利用のために、計画的な更新プログラムの適用を
Windows 10は、セキュリティ情報を含む品質更新プログラムが月に一度、大型アップデートを行う機能更新プログラムが半年に一度、定期的に公開されます。セキュリティを確保し、PCを安全に利用するには、これら更新プログラムが公開されるたびに適切に適用しなければいけません。特に、機能更新プログラムにおいては、各バージョンでサポート期間が設けられており、期間が過ぎると品質更新プログラムの提供を受けられなくなるため、計画的に適用していく必要があります。
また、機能更新プログラムの配布時にネットワーク負荷が高まり、通信速度の低下によって業務に支障を来す可能性があります。負荷分散などを考慮しながら、適切に配布・適用を進めていくことが求められます。
各PCに対する大型アップデートが自動で行われてしまうと、互換性の問題でアプリケーションや周辺機器に不具合を及ぼすことも。そのような場合に備えて、まずは検証用のPCのみアップデートを行い、不具合がないことを確認した上でそのほかのPCに展開していくなど、アップデートを行うタイミングをPCごとに制御する必要があります。
保守契約ユーザー用WebサイトからWindows 10などの更新プログラム情報を一覧で取得・インポートすることで、マイクロソフト社(Microsoft Corporation)が公開する更新プログラムのダウンロードから、PCへの配布・適用までを管理画面上で一括管理することができます※1。
更新プログラムは、マスターサーバーから社内ネットワークを通じて各PCへ配布されるので、インターネット回線が圧迫されることはありません。また必要に応じて、PCを指定して配布が行えるので、社内ネットワークの負荷軽減にもつなげられます。
半年に一度自動で行われるWindows 10の大型アップデートを、部署やPCごとに制御することができます。一部のPCのみアップデートを許可し、社内への影響を確認してから、全体へアップデートを適用するといった運用を支援します。
データ通信端末利用時のアップデートも制限できます。数GBにもなる更新プログラムをダウンロードさせないようにすることで、通信量の超過による速度制限を防ぎます。
WSUSとWindows Updateの両方から更新プログラムを取得するWindows 10の「デュアルスキャン」機能を、管理画面から無効化することができます。無効化することで、Windows Updateによる意図しないタイミングでのアップデートを回避し、WSUSで設定したスケジュールに沿ってアップデートを管理できます。
延長サポートが終了したWindows 7、Windows Server 2008 / 2008 R2に対して提供されている、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)※1の適用状況を「アプリケーション一覧」画面で確認できます。業務に必要なソフトウェアがWindows 10非対応で、当面Windows 7を利用し続ける必要がある場合などに、OSの更新管理を支援します。
SKYSEA Client Viewの「ソフトウェア配布」機能※1では、機能更新プログラムのような容量の大きいデータでも効率的に配布できる「キャッシュ配布」機能を搭載しています。配布時のネットワークの帯域幅や、同時に配布できる台数を制限することもでき、ネットワーク負荷を軽減しながら、スムーズに組織内の各PCへ適用することができます。