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Office 365 / Office 2019は、Windows OSと違い、WSUSサーバーからの更新プログラムの配布は行えません。代わりに、「配布ポイント」に指定されたサーバーから配布する方法が用意されていますが、この方法は複雑で設定にある程度のIT知識を要します。SKYSEA Client Viewは、配布に関するこれら設定が手軽に行えるインタフェースを搭載。部署ごとに複数の配布ポイントを設けることで、大規模環境でのアクセス負荷を分散させる運用も可能です。
通信カードやモバイルWi-Fiルーター、スマートフォンのテザリングなどを利用している場合に、大型アップデートなどのWindows Updateの実行を制限できます。社外にクライアントPCを持ち出した際など、通信時にデータ使用量の上限があるサービスを使用している場合に、数GBにもなる更新プログラムをダウンロードさせないようにすることで、一定期間内に大量のデータ通信を行うことによる速度制限を防ぎます。
社内にあるPCへは、既存の「ソフトウェア配布」機能を使って機能更新プログラムを配布いただくことも可能です。配布時のネットワーク負荷を下げる設定なども用意しており、PCの台数が多い組織でも効率的にプログラムを配布でき、組織内へのスムーズな適用を支援します。
更新プログラムなどの適用状況をより把握しやすくするため、「アプリケーション一覧」画面を改善。更新プログラムのタイトルなどの表示項目や、情報の絞り込みが手軽に行えるタブやボタンを追加しました。また、Microsoft Officeの更新情報も合わせてご確認いただけます。
Office 365の一部サービスとしても提供されているExchange Onlineに関するメールログが取得可能に。テレワークなど社外でPCを業務利用する際にも、送信メールの宛先や件名、添付ファイル名といったログが管理できます。
他社メーカー様の勤怠 / 就業管理システムで管理している情報をSKYSEA Client Viewに取り込み、業務時間外に稼働しているPCにメッセージを表示させたり、画面ロックを行うことができます※1。
残業の申請・承認状況を一覧で確認できる「残業管理」機能※1を改善。最大で366日前までの申請・承認状況が保存※2でき、過去の状況を月単位などでさかのぼって確認することができます。
ネットワークのセグメントごとに、USBデバイスやメディアの使用を制限できます。例えば、日々の業務で利用するセグメントではデバイスの使用を許可し、個人情報など重要なデータを扱う別セグメントでの使用を禁止することで、使用範囲を限定。データの不要な持ち出しを抑止します。また、社外からのVPN接続による社内データの書き込みも禁止できます。
デバイスなどの使用制限に加えて、指定したセグメントでの印刷も制限できます。社外でPCを利用する場合などに誤って社内のプリンターを指定して印刷してしまうことがないようにし、印刷物を放置することによる情報漏洩リスクを抑止します。
圧縮ファイルの生成を検知するアラート機能を強化。圧縮ファイルの生成自体を禁止できるようにし、情報漏洩につながりかねない不要なデータ持ち出しや、組織内のファイルを圧縮して外部へ送信するマルウェアのデータ窃取を抑止します。
多くの組織では、利用しているソフトウェアの脆弱性を管理する際、ソフトウェアと脆弱性情報との紐づけを人手をかけて行っています。そのような手間を軽減するため、SAMACとIPAは共同で、SAMACソフトウェア辞書※1とJVN※2の脆弱性情報を製品識別子CPE※3で紐づけ、データ連携を行うことで脆弱性管理の効率化を支援する仕組みを用意しています。SKYSEA Client View Ver.15では、この仕組みを活用。SAMACソフトウェア辞書をインポートすることで、CPEを含む辞書のソフトウェア情報と、SKYSEA Client Viewのソフトウェア資産情報が自動で紐づき、CPEを基に組織で利用しているソフトウェアの脆弱性情報をJVNから確認することができます。
SAMACソフトウェア辞書は数か月ごとに更新されるため、本辞書をインポートするだけでは、最新の脆弱性情報を把握することが困難な場合もあります。そこで、JVNから最新の脆弱性情報を取得できる機能も搭載。任意のソフトウェアを検索し、最新の情報を確認することができます。また、新たな脆弱性情報を取得した際に、管理機に通知することも可能です。
自動取得できない資産情報の収集を支援する「アンケート」機能を強化。設問内容を自由にカスタマイズし、資産情報の収集以外の目的でも活用できるようにしました。また、アンケート内のメッセージもさらに自由に編集可能になったほか、回答結果を集約してCSVファイルでエクスポートし、必要に応じて編集できるようにするなど、各種改善を加えました。
タスクトレイから回答画面を開き、ユーザーが任意のタイミングで何度でも回答できるアンケートも配信可能です。例えば異動の多い組織で、管理者がPCの所属部署などの情報を都度更新することが難しい場合に、ユーザーが異動後の部署情報をアンケートで回答。それら情報は自動的に資産管理台帳へ反映されるため、管理者の手間を軽減できます。
部署ごとなどにデバイス管理の担当者がいる組織において、担当者の権限を限定。特定のデバイス使用を許可する際に使用期限の設定を必須としたり、Active Directoryなどの権限グループごとの使用制限除外を設定できなくすることが可能です。
他社メーカー様のUSBキーを使ってWindowsにログインした際に、認証結果を起動・終了ログとして記録。認証に失敗した場合にもログが記録されるため、状況の把握に役立ちます。
管理コンソールのリスト表示に、資産情報として登録した任意項目を表示できるように改善。例えば、ヘルプデスクの際に対象PCの検索・特定がしやすいように、PCごとに利用ユーザーの社員番号などを資産情報に登録し、表示させるといった活用が可能です。
Ver.15.2 | |
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「端末利用者」をログオン回数から判定、PCごとに資産情報と紐づけて管理可能に※1 | Webサイトの安全性を数値化しログ出力、危険なアクセスの把握を支援 |
再インストールせずに管理機から「端末機No.」の重複を解決する仕組みを用意 | 自由度の高いアンケートで資産情報以外の情報収集が可能に |
インポートで資産情報を一括更新する際に「端末機No.」などの情報なしでも端末を判別、更新可能に | 「在席確認・インスタントメッセージ」機能で、在席確認のみ利用を許可する運用が可能に |
インストール済みアプリケーションの一覧画面で、表示項目の順序変更や表示 / 非表示の切り替えが可能に | インストーラーやアップデーターの作成を32bit / 64bit共通のものに一本化し、導入作業を効率化 |
Microsoft Edge(Chromium版)のWeb閲覧ログの収集に対応 | SKYSEA Client Viewの「Credential Provider」※3を無効化し、他社認証システムとの競合回避が可能に |
「デスクトップアプリケーション」アラートから除外するフォルダを、ワイルドカードでより柔軟に指定可能 | 管理画面でマスターサーバーのシリアル番号や端末機タイプ別ライセンス数が確認可能に |
中継端末を利用したソフトウェア配布時にキャッシュ配布も併用して配布速度を向上 | HTTPゲートウェイサーバーにDNSサフィックスを設定、インターネット経由でのマスターサーバーへのアクセスが容易に |
デバイス管理者の操作の一部を制限可能とし、組織のポリシーに沿った運用を支援 | Windows 10 May 2020 Updateに対応 |
「組織外ネットワーク接続」アラートがUTM製品を利用した環境でも使用可能に※2 |
Ver.15.1 | |
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資産情報として収集したBitLockerの回復キーをCSV形式でエクスポート可能に | macOS Catalina(10.15)に対応 |
Windows 10 November 2019 Updateに対応 | Red Hat Enterprise Linux 8に対応 |
Ver.15 | |
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ネットワーク機器情報の自動収集がセグメント単位で設定可能に | デバイス使用禁止・書き込み禁止アラートの対象から除外するデバイスを、全部署に対して設定可能に |
コマンドライン実行によるスタンドアロン端末情報のインポートに対応 | デバイス使用禁止・書き込み禁止アラートの発生原因をログでさらに詳しく表示 |
クライアントPC・管理機以外でも「廃棄済み端末機」に指定して管理が可能に | 管理画面で表示する端末情報を任意で追加可能に |
「廃棄済み端末機」に指定した端末を自動的に不許可端末として検知 | 検索グループへの自動振り分け機能の条件設定がさらに詳細に |
連携製品へエクスポートする資産情報とログのCSVフォーマットが固定可能に | 部署単位でメッセージ配信を行う際、配下の部署を配信対象から除外可能に |
USBキーによる認証をログに記録、ログイン状況の把握を支援 | 管理機インストーラー作成時に役職レベルの指定が可能に |
PCのログ未回収アラートが発生した際、管理者へのメール通知が可能に | インターネット環境での利用時にHTTPゲートウェイサーバーのURL変更を簡略化 |
特定のPCを指定して各種ポリシー設定を最新の状態に更新可能に | 複数マスターサーバー環境での「端末機No.」の引き継ぎ機能を改善 |
プル型ソフトウェア配布※4をシステム権限で実行可能に | シンクライアントの消費ライセンスをファットクライアントと分けて表示可能に |
デバイス使用制限をワンタイムパスワードで一時的に解除可能に |