SKYSEA Client View Ver.19~19.3 新機能 / 改善機能

PC・モバイル機器のリスク対策
さまざまなシーンに備えてより強固に

SKYSEA Client View Ver.19~19.3では、組織で利用するスマートフォンなどのモバイル機器について、
日々の業務から紛失時の備えまで、あらゆる場面でよりセキュアに運用いただけるようMDM機能を強化。
PCの潜在的なリスクと従業員の日々の頑張りを視覚的に把握できるダッシュボードを新たに搭載するなど、各種機能拡張を行いました。

※標準搭載・オプションに対応するエディションを記載しています。記載がないものはすべてのエディションを示します。

モバイル機器管理(MDM)※1

オプション

iPhone / iPadの管理機能を強化し、よりセキュアな運用を支援

スマートフォンやタブレット端末の運用管理を支援する「モバイル機器管理(MDM)」機能について、iPhone / iPad向けの機能をさらに拡張。日々の業務から紛失時の備えまで、あらゆる場面でより安全にモバイル機器を運用いただけるように支援します。

電話番号などの端末情報を一覧に追加、素早い識別・特定が可能に Ver.19.3

端末リストの表示項目に「電話番号」「デバイス名」「IMEI」「システムシリアル」を追加※2。管理対象の端末が数百台に及ぶ場合でも、端末を正確に識別して管理しやすくなり、紛失などの緊急時には端末の素早い特定にお役立ていただけます。

端末ごとのアップデート対応で、柔軟なアプリ管理が可能に Ver.19.2

個別の端末に対して、各アプリのインストールやアップデートをリモートで実行できます。各端末の適用状況も一覧で確認できるため、最新バージョンのアプリが導入されていない端末の把握と、迅速な対処が可能です。一部の端末のみ試験的にアップデートし、動作に問題がなければすべての端末に適用するなど、柔軟かつセキュアな運用をサポートします。

Webフィルタリングで情報漏洩リスクのあるサイト閲覧を禁止 Ver.19.2

組織で管理するiPhone / iPadにWebフィルタリングを適用できます。マルウェア感染リスクのあるWebサイトや業務に不要なSNSなどを閲覧できないように、管理画面から一括で禁止できるほか、指定したWebサイトのみ閲覧を許可したり、他社のフィルタリング製品との連携も可能です。

紛失モードの一括制御に対応、万が一の備えをさらに強化 Ver.19

紛失したiPhone / iPadを保護するための「紛失モード」を、SKYSEA Client Viewで一括制御できるように強化。「端末ロック」や「端末内データ消去」など既存の紛失対策機能に加えて、紛失モードによるロックやメッセージ表示が行えるようになったことで、セキュリティのさらなる強化と紛失時の対応をサポートします。

既存の紛失対策機能

  • 端末ロック

    遠隔から端末をロック
    (パスコードによる解除が可能)

  • 位置情報取得

    紛失端末の位置情報を地図上で確認

  • 端末内データ消去

    すべてのコンテンツと設定を消去

  • パスコード消去

    パスコードを忘れてしまった場合に消去し、ロック解除

「紛失モード」による各種機能NEW

  • 紛失モードによるロック

    紛失モードを無効にしない限り、パスコード等でも解除できないより強固なロックを実行可能

  • メッセージ表示

    拾得者へのメッセージを設定し、紛失端末の画面に表示

  • サウンド再生

    音を鳴らして端末の存在を周囲へ知らせたり、捜索に活用

Android端末の管理機能もさらに便利に!

iPhone / iPadと同様に、Android端末でも以下の3つの機能が利用できるようになりました。

  • ゼロタッチ登録Ver.19.1

    簡単な初期設定をするだけで、資産登録などのキッティングを自動で実行。
  • 位置情報管理Ver.19.1

    紛失などのトラブルに備えて、端末の位置情報の取得・閲覧が可能に。
  • 紛失時のリモート制御Ver.19.2

    リモートで紛失モードを有効にし、端末ロックやメッセージ表示が可能に。
  • 詳しくは、こちらをご覧ください。
  • Android端末の表示項目には「電話番号」「IMEI」「システムシリアル」のみ追加されています。
  • アプリの自動配布を設定している端末や、最新バージョンにアップデートされていない端末を絞り込んで一覧表示することも可能です。

申請・承認ワークフローシステム※1

オプション  
Ent / Pro / Tel / LT / 500 / ST

組織で管理していないUSBデバイスを、台帳登録なしで一時的に利用 Ver.19.2

取引先などから預かったUSBデバイスを、申請・承認を通じて台帳登録せずに一時利用することができます。一時利用するデバイスと、組織で所有している台帳登録済みのデバイスを分けて制御でき管理がしやすいほか、承認時にデバイスへのデータ書き込みを禁止し、読み取りのみ許可する運用も可能です。

  • 詳しくは、こちらをご覧ください。

USBメモリによるコンピューター使用制限

標準搭載  
Ent / Pro / Tel / LT / 500 / ST / S1 / S3 / S1H / S3H

USBメモリ接続とID・パスワード入力で、ログイン認証をよりセキュアに Ver.19.2

PCのログイン時に、USBメモリの接続を必要とする認証機能を強化。認証用USBメモリ※1の接続時にIDとパスワードを利用者に入力させることで、セキュリティをさらに強固にできます。

入力ミスが連続した際はPC操作を制限

ID・パスワードの入力ミスが指定した回数行われた場合に、入力操作を一定時間制限することができます。

  • 管理台帳に登録したUSBメモリごとに、認証用USBメモリとして設定できます。

ファイル受渡しシステム※1

オプション※2  
Ent / Pro / Tel / LT / 500 / ST

ネットワーク分離環境でのファイルの共有を、専用Webシステムで安全に Ver.19.1

インターネットを利用する情報系ネットワークと、機密情報などを扱う基幹系ネットワークの間で安全にファイル共有が行える専用のWebシステムをご用意。ファイルの共有期限を設けたり、共有するユーザーを限定できるほか、基幹系ネットワークからのファイル持ち出し時に申請・承認を必須とするセキュアな運用を行うことも可能です。

ファイル受渡しシステム上でアップロード・ダウンロードして共有

こんなシーンでの
ファイルのやりとりをサポート!

  • メールで得た顧客情報を、基幹系ネットワーク上のデータベースに登録したい
  • メールで受け取った請求書を、基幹系システムで処理したい
  • ダウンロードした資料を基に、社内資料を作成したい
  • 基幹系ネットワークで管理している製品データを、営業資料としてメールで送りたい

申請・承認フローを通して、不要な持ち出しを防止

基幹系ネットワークにある重要ファイルの不要な持ち出しを防ぐため、「申請・承認ワークフローシステム」で申請・承認されたファイルのみ持ち出せるように運用することもできます※3

  • 利用にはActive Directory環境が必要です。
  • 「申請・承認ワークフローシステム」オプションでご利用いただけます。本システムについては申請・承認ワークフローシステムをご覧ください。
  • 「申請・承認ワークフローシステム」から持ち出すファイルを添付して申請し、承認を得ることで、ファイル受渡しシステムからファイルがダウンロードできるようになります。

ダッシュボード機能

標準搭載  
Ent / Pro / Tel / LT / 500 / ST / S1 / S3 / S1H / S3H

PCの情報を分析したダッシュボードで、リスク把握がより簡単に

組織で管理するPCの資産情報やログを集約・分析し、数値やグラフで可視化できるダッシュボードを搭載。情報漏洩につながるさまざまなリスクを網羅的に把握することで、セキュリティ対策の抜け漏れ防止を支援します。

最新バージョンの適用状況を視覚化し、ソフトウェアの脆弱性対策を支援 Ver.19.1

組織内のPCで利用されているOSやソフトウェアについて、最新バージョンへのアップデート状況をグラフ表示。Windows OSの各バージョンの適用率、ウイルス対策ソフトウェアやWebブラウザごとの状況をひと目で把握でき、更新漏れの防止などにつなげられます。

アラート件数をカレンダー形式で表示、不審な挙動の早期把握をサポート Ver.19.1

日々のアラート※2の発生件数を集計したレポートを生成し、件数を日ごとに比較できます。不自然に多いアラート件数を発見した際にはすぐにアラートログを確認でき、情報漏洩リスクのある挙動を洗い出すことができます。

従業員の頑張りをより詳しく分析できるダッシュボードを搭載※3Ver.19

PCの操作ログを集計することで、従業員の頑張りや作業状況を見える化するPC活用状況分析機能に、ダッシュボードを追加。
日々のPCの操作率や操作時間など、詳しい分析結果を視覚的にひと目で確認できるため、さらに直感的に状況把握ができるようになりました。

  • 「PC環境診断」機能と連携し、「良好」「注意」「警告」の診断結果ごとに色分けしてPCの台数を表示します。「PC環境診断」機能について、詳しくはこちらをご覧ください。
  • 「注意表示(アラート)設定」機能について、詳しくはこちらをご覧ください。
  • 「PC活用状況分析」機能として利用いただけます。

その他 新機能・改善機能

Ver.19.3

  • サーバー上のログの処理を分散化、検索などの動作をスムーズに
  • Microsoft Edgeのモバイルアップロード機能が制限可能に
  • より高度なセキュリティ性を持つファイル暗号化方式「AES-256」に対応
  • リモート操作時の記号入力を補助するソフトウェアキーボードを追加
  • Ubuntu 24.04 LTSに対応
  • 営業支援 名刺管理サービス「SKYPCE」とのセキュリティ連携機能を拡張

Ver.19.2

  • Active DirectoryやMicrosoft Entra IDからユーザー情報を取得
  • 環境分離ブラウザ上で日本語入力システム「ATOK」が利用可能に
  • Microsoft Entra ID環境で申請・承認ワークフローシステムが利用可能に
  • iPhone / iPadの構成プロファイルの最新適用状況が管理画面から確認可能に
  • MDM Services(A)でのAppleプッシュ通知証明書の作成手順を簡素化
  • 「データベースファイルサイズの上限間近」アラートの検知対象を拡張
  • クラウド環境でのスムーズな運用に通信圧縮機能をデフォルトで有効化
  • 管理機インストーラー作成時に管理機制限設定が付与しやすいように改善
  • M1 Cloud Editionで複数の管理者アカウントが作成可能に

Ver.19.1

  • ファイル操作ログなどに含まれる海外言語が正しく表示されるように改善
  • 暗号化していないファイルでもWebアップロードを承認する運用が可能に
  • Microsoft Entra ID環境で電子メール送信宛先フィルタ機能が利用可能に
  • 異常のあるPCを自動遮断する他社連携機能にTrend Micro Apex One SaaS with XDRが対応
  • 管理コンソールからiPhone / iPadのデバイス名の編集が可能に
  • 社内外などPCの利用環境によってプロキシサーバーへの接続を自動切り替え
  • Windows 11 バージョン23H2に対応
  • macOS Sonoma(14.0)に対応

Ver.19

  • オンプレミス版とS1 / S3 Cloud Editionが二要素認証に対応
  • Log Analytics ワークスペースと連携、収集したログを転送しリスク検出に活用
  • Microsoft Entra IDのユーザー情報をより正しく取得できるように改善
  • 機密情報の撮影・画面キャプチャーをウォーターマークで抑止
  • 「ブラウザ環境分離」機能で、特定の圧縮ファイルの無害化に対応
  • ローカル / インターネット環境を自動で切り替え、Webアクセスをセキュアに
  • 書き込み可能なデバイスを指定し、ファイル持ち出しをセキュアに
  • 申請・承認ワークフローシステムでデバイス利用制限の一時解除申請が可能に
  • 申請書一覧画面で、ユーザー自身が承認担当となる申請書のみを表示可能に
  • 指定アクセス先のVPN接続を不要にし、社外でのインターネット利用を快適に
  • 「モバイル機器管理(MDM)」機能でVPPアプリを部署ごとに分類して管理
  • Apple School Managerとの連携に対応
  • OpenSSL 3.0.10に対応
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