商社・卸・小売

株式会社ハローデイ 様

Light Edition
4,800 CL

55店舗のトラブルをリモート操作で迅速に対応 パッチの一斉適用が可能になり、個別対応による工数を削減

所在地
福岡県北九州市
株式会社ハローデイ様 外観

ハローデイは「食を通じて幸せをつなぎたい 笑顔を通じて心をつなぎたい」というポリシ-のもと、福岡県を中心に55店舗のスーパーマーケットを展開し、新鮮で安全な商品をお客様に提供しています。「アミューズメント・フードホール」として店舗ごとに趣向を凝らし、ワクワク楽しめる店舗づくりを進めながら、「笑顔と元気、感謝と感動のあふれる会社」を目標に日々精進しています。

ポイント
Windows 10の自動更新の延期設定も「ソフトウェア配布」機能で一斉適用
万が一のマルウェア感染時にも、操作ログを活用すれば早急に原因を究明
與古光 和人 様

実機を借用して各社の操作性を比較、機能の充実と費用対効果が決め手に

これまで使用していたIT運用管理ツールが販売終了となったことで、以後OSのバージョンアップに合わせた対応ができなくなりました。そのことをきっかけに新たな製品の導入を検討することにしました。検討時には私どもがイメージしていた製品の使用感や機能性などと、導入後の運用時とでギャップを感じないように、候補に挙がっていた3社すべてから実機を借りて操作性を試しました。

弊社は店舗が点在していて、これまでは離れた店舗のPCに対してセキュリティパッチの適用作業を1台1台行うことに負荷を感じていました。そのため、遠隔地へのヘルプデスク対応に欠かせないリモート操作機能が搭載されていることや、ソフトウェア配布機能などの機能が充実していることを重視して製品選定を進めました。

「SKYSEA Client View」の導入の決め手になったのは、メーカーのWebサイトに記載された情報を基に自分たちで作成した比較表の結果と、実機を操作した感覚、5年間の運用費用です。「SKYSEA Client View」の機能面が充実していることや保守サービスなどを総合的に判断した結果、コストパフォーマンスにも納得できたこともあり導入を決めました。

55店舗と事務所のPCを一斉更新、個別の対応がなくなり負荷を軽減

当社では本社と55ある店舗のほかに、地区ごとに店舗を統括しているブロック事務所があり、そのすべてを合わせて約480台あるPCを「SKYSEA Client View」で管理しています。以前から、クライアントPCをマルウェア感染などのリスクから守り安全に使っていくために、定期的にセキュリティパッチの適用を行っていました。しかし、福岡県内だけでなく熊本県や山口県など広い範囲に店舗展開を行っていて拠点数も多いため、1軒ずつ店舗を回って対応するのは非常に負担のかかる作業でした。

「SKYSEA Client View」導入後は、「ソフトウェア配布」機能を活用してセキュリティパッチを適用する端末を選べば管理機から一斉に適用できるので、作業にかかる手間と時間を減らせました。当社では、システムなどの設定変更を複数台同時に行いたいときも「ソフトウェア配布」機能を使って、一斉にレジストリの書き換えを行っています。「SKYSEA Client View」の保守契約ユーザー用Webサイトで提供されている、設定変更などに必要な手順が書かれたスクリプトファイルを使うことで作業を自動化でき、対象のPCに対して一斉に対応できるようになりました。

離れたエリアにある店舗などのPCの更新も一斉に対応

ほかにも、Windows 10の自動更新はPCの安全性を考慮すると必要なことですが、アップデートによって既設システムが突然動かなくなる恐れがあります。万が一、基幹システムがストップしてしまえば業務に支障を来してしまいます。ですから、ソフトウェアとの相性を確認した後でアップデートを適用できるよう、自動更新の延期を設定しました。この設定も「ソフトウェア配布」機能を活用したことで、素早く対応ができました。

急を要するトラブル状況の連絡は「メッセージ」機能でいち早く伝達

55店舗すべてにPCが設置されていてトラブル発生時にすぐに駆けつけて対応することは難しいので、そのヘルプデスク対応として「リモート操作」機能を活用しています。「SKYSEA Client View」の導入前からリモート操作専用のツールを使用していましたが、「SKYSEA Client View」では、PCの操作説明などの場合に管理機から行っている操作を見せながらリモート操作することができるので、従業員に操作手順を覚えてもらえます。また、設定変更などの従業員に見られたくない操作を行う場合には、「リモート操作カーテン」の機能を使うことでリモート操作中の操作内容を隠すことができ、秘密の作業も行えます。このように、リモート操作一つを取っても用途に応じた活用ができます。

また、急を要するトラブル対応時には「メッセージ」機能を活用することもあります。当社では普段、従業員への連絡事項があればグループウェアの掲示板を使用していますが、もしグループウェアにトラブルが発生すると、各店舗から情報システム部に問い合わせが殺到してしまいます。そうなると、トラブル対応に集中できなくなってしまうため、「SKYSEA Client View」の「メッセージ」機能を使って従業員に状況を周知することで、問い合わせ対応に割く時間が減らせます。トラブル対応に集中できるので、素早い復旧につながっています。

マルウェア感染時に感染経路を特定、非常時にも早急に対応できる安心感

店舗で業務している従業員の多くは、お客様対応などがメインの業務なのでPCの使用頻度が高くないため、共有でPCを使用しています。本社に報告資料を提出するときなどは、店舗のPCから共有サーバーへアクセスすることもあるのですが、日常業務で使い慣れていないこともあって誤操作でファイルを移動したり削除したりしてしまうこともあります。そのときに「SKYSEA Client View」を使うことで、ファイルに対する操作ログの前後を追跡して一連の操作をすべて確認することができるので、最終の操作履歴を見ればすぐに所在がわかります。

離れたエリアにある店舗などのPCの更新も一斉に対応

また、最近のばらまき型の添付ファイル付き迷惑メールは、一見すると不正なメールだと気づけないくらい巧妙な作りになっています。「SKYSEA Client View」の操作ログを調べると「どのメールを、誰が開いて、どのように感染したのか」がすぐに特定できるので、万が一の際の備えとしても「SKYSEA Client View」の存在は大きいと感じています。

2017年11月取材

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