株式会社 トンボ飲料様
左から、経営管理部 情報システム課 主任:太田 徹也 様、経営管理部 情報システム課 課長 ITコーディネータ:船木 茂 様

株式会社 トンボ飲料は、豊かな自然環境とすばらしい水資源に恵まれた富山に拠点を置く、飲料・食品メーカーです。明治29年の創業以来、"水のふるさと富山"から、経営理念である「難度の高い仕事に挑戦」し続けています。「食により人を良くする」というパーパスを掲げ、お客様やブランドオーナー様に製品をお届けし、社会に役立つ存在でありたいと願っています。
「SKYSEA Client View」を導入する以前から、IT資産管理の効率化のため他社のツールを導入していました。使用に関して、特に大きな不満があった訳ではありません。しかし、今なお紛失やマルウェア感染が話題になるUSBデバイスを制御したり、許可していない端末の社内ネットワークへの接続を検知できる仕組みを求めていたこともあり、より良いツールがあれば切り替えたいと考えていました。そんなとき、Sky株式会社が日経コンピュータの顧客満足度調査において、数年連続で1位を獲得した記事を目にします。気になって調べてみると、豊富な機能の中に私どもが求めている機能も含まれていることがわかり導入を決めました。
導入後に驚いたのは、操作性です。例えば、リモート操作は以前のツールでも使用していましたが、動作の軽快さに違いを感じました。これは、機能比較の○×では伝わらないポイントだと思います。

当社は2026年1月、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受け、会計システムのデータが暗号化される被害に遭いました。感染原因は、脆弱性の放置ではありませんでしたが、再び同様の被害に見舞われるのを防ぐため、脆弱性対策の強化を優先課題として取り組んでいます。その一つが「CPE※1製品名管理」機能が提供する脆弱性情報を参考にすることです。各ベンダーのWebサイトを個別に確認したり、JVN(Japan Vulnerability Notes)が公開している広範なデータベースから、自社に関連する情報だけを抜き出すのは非常に手間がかかります。しかし、「CPE製品名の脆弱性情報一覧」を参照すれば、社内で利用しているソフトウェアに脆弱性があるかをひと目で把握することが可能です。さらに、脆弱性の深刻度を表すCVSSの値も確認できるので、複数の脆弱性が見つかった際には、優先順位の判断にも役立っています。
また、2026年度末から運用が開始される予定の「SCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)」に関して、当社でもセキュリティ対策状況を客観的に示すため、認定取得を目指しています。その準備のため役立てているのが、「SKYSEA Client View」の保守契約ユーザー用Webサイトで提供されている「SCS評価制度対策支援ツール」の「要求事項セルフチェックシート」です。活用により、取り組むべき対策項目が明確になりました。

「SKYSEA Client View」導入以前は、クライアントPCの操作ログは収集していませんでしたが、ログを確認することでこれまで把握できていなかったさまざまな実態が判明しました。例えば、勤務実態の把握です。操作ログを確認した結果、明らかに働き過ぎだと思われる社員が見つかった際には、業務フローの改善を促すなど、労働時間の適正な把握と改善につながりました。セキュリティ上注意すべきと思われる操作が見つかった際には、あらためてルールを周知したり、当社のセキュリティポリシーを見直すきっかけにもなっています。

PCの入れ替えやソフトウェアのライセンス更新は手間がかかる作業ですが、「SKYSEA Client View」が毎日自動で収集する最新情報に加え、更新時期など自動で収集できない情報を任意項目に登録することで効率化が図れています。「SKYSEA Client View」の一覧画面に必要な情報を集約できているので、別のデータと照合する必要がありません。また、必要なときに素早く最新情報を確認できることは、脆弱性のあるソフトウェアや不正な機器の発見につながるため、セキュリティの観点からも重要だと考えています。
2026年7月取材
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