※ここでは、Mac端末運用管理の各種制限事項について説明しています。Mac端末の対応機能については、「機能一覧」の「対応OS-Mac」の列をご覧ください。
- OSのバージョンによっては、SKYSEA Client Viewの部署別インストーラーに同梱しているJavaが対応していないことがあります。その場合、対応するバージョンへOSをアップグレードするか、OSのバージョンに合わせて同梱しているJavaを差し替える必要があります。
- 電源状態の取得、部署別インストーラー作成、デバイス管理、ログ管理、リモート操作をご利用いただけるOSのバージョンは、Mac OS X 10.5以降となります。ただし、macOS 10.14のMac端末からリモート操作権限を取得するには、端末のシステム環境設定で、SKYSEA Client Viewの「アクセシビリティ」を許可する必要があります。
- 端末機No.重複の検知をご利用いただけるOSのバージョンは、Mac OS X 10.6以降となります。
- Mac OS X 10.5 / 10.6では、SSLを用いたメール送信でサポートするプロトコルはTLSv1.0のみで、TLSv1.1 / TLSv1.2はサポートしていません。
- macOS 10.15のMac端末に対して、リモート操作、管理コンソールの項目「最前面ウィンドウキャプション」の表示、クライアント操作ログの収集を行う場合は、端末のシステム環境設定「セキュリティとプライバシー」で、SKYSEA Client Viewの「画面収録」を許可する必要があります。
- ファイアウォール設定を有効にする場合、SKYSEA Client Viewが外部からの接続を受け入れるのを許可する必要があります。
資産管理について
- Apple Siliconを搭載しているMac端末の場合、資産情報「CPUタイプ」が正しく取得されない場合があります。
ウイルス対策ソフトウェアについて(Mac版)
Microsoft Officeについて(Mac版)
- Microsoft Office状況として、ソフトウェア情報が収集できるMac版のバージョンは、以下のバージョンのみです。
- 対応オフィスソフトウェア Microsoft Office 2011 / 2016 / 2019 / 2021 / 2024 / 365(取得できる情報はインストール状況のみとなります)
- Mac端末でMicrosoft Office 2021 / 2024 / 365に関するライセンス切り替えを行う場合、Microsoft社が提供するライセンス削除ツールを用いてライセンスを削除しないと、正しいライセンス状態が「アプリケーション一覧」画面に反映されません。
プリンターについて
- Mac端末では、CUPSと呼ばれる印刷システムより情報を取得します。そのため、CUPS以外の印刷システムが使用されている場合は、プリンター情報は収集できません。
申請・承認ワークフローシステムについて
- Mac端末でご利用の場合、対応ブラウザはSafari 5.1~18.0.1となります。
- プロキシサーバー経由で本システムに接続する場合、一部の機能をご利用いただけません。
ファイル受渡しシステムについて
- Mac端末でご利用の場合、対応ブラウザはSafari 17.1~18.0.1となります。
- プロキシサーバー経由で本システムに接続する場合、一部の機能をご利用いただけません。
デバイス管理について
- Mac端末にMTP(メディア転送プロトコル) / PTP(画像転送プロトコル)で接続されたデバイスは、「記憶媒体 / メディア使用」アラートによる使用禁止、および「記憶媒体 / メディア書き込み」アラートによる書き込み禁止に対応していません。 ※MTP / PTPで接続されたデバイスはドライブとして認識されないため、データの書き込みはできませんが、デバイスによっては、「イメージキャプチャ」(Mac OS X標準アプリケーション)によって画像ファイルの読み取りができる場合があります。
- Mac端末に接続されたiPhone / iPadなどのiOS搭載デバイスは、「記憶媒体 / メディア使用」アラートによる使用禁止、および「記憶媒体 / メディア書き込み」アラートによる書き込み禁止に対応していません。
- Mac端末における「Android File Transfer」を利用したデータ送信の制限には対応していません。
- CD / DVD / ブルーレイドライブへの記憶媒体書き込み制限はできません。またブランクディスクを挿入した場合は、記憶媒体使用制限もできません。
- OS X El Capitan(10.11)以降のMacでデバイスを新規登録すると、WindowsやOS X Yosemite(10.10)以前のMacから登録したときと異なるデバイス名が登録されることがあります。
- デバイスの使用禁止、書き込み禁止を設定していて、端末機にデバイスを接続したときに「使用可能」で登録する設定の場合でも、OS X El Capitan(10.11)以降のMacでデバイスを新規登録した場合のみ、使用禁止、または書き込み禁止の制御が行われます。
ログ管理について
- アプリケーションログの起動元プロセス情報、コマンドプロンプト実行ログは取得できません。
- ファイルアクセスログ、不許可端末検知ログには対応していません。
- ファイル操作ログの「ファイル上書き保存」には対応していません。
- ファイル操作ログの「フォルダコピー」には対応していません(コピー操作が含まれるログの追跡も途切れます)。「ファイルコピー」のログ収集対象となる操作は、Finderとcpコマンドによる同一ファイル名でのコピー操作のみです。
- ファイル操作ログおよびファイルアクセスログのファイルサイズ情報は、操作種別やタイミングによっては取得できない場合があります。
- Webアクセスログの対応ブラウザは、Safari 5.1~18.0.1、Google Chromeです。Safari 6.2 / 7.1 / 8.0では、SKYSEA Client Viewの機能拡張(アドオン)をユーザーが有効にする必要があります。
- Safariは、Web書き込みログ、Webアップロードログ、FTPアップロードログ、Gmail送信ログには対応していません。また、プロキシサーバーを利用する環境で、SafariによるWebアクセスログを収集するには、「プロキシ設定を使用しないホストとドメイン」の設定で「localhost」に対して通信可能な設定にする必要があります。
- Google Chromeは、FTPアップロードログには対応していません。Google ChromeによるWebアクセスログ収集をご利用いただけるOSのバージョンは、Mac OS X 10.6以降です。また、Google Chromeの仕様が変更された場合、ログ収集機能の利用ができなくなる恐れがあります。
- SMTP接続による送信メールで取得できるのは、利用クライアントがMail(Mac OS X標準)である場合となります。
- 資産管理同様、CUPS以外の印刷システムが使用されている場合は、プリントログの印刷枚数およびデバイスURI情報は収集できません。
- ログデータWeb閲覧機能でログ検索を行う場合、送信メールログの本文データは「Shift_JIS」で検索するため、「Shift_JIS」で表現できない文字は検索できません。
- アラート発生通知メールの内容に、「Shift_JIS」で表現できない文字列が存在する場合は、「?」に変換されます。
- macOS 10.14のMac端末から送信メールログを収集するには、端末のシステム環境設定で、SKYSEA Client Viewの「フルディスクアクセス」を許可した上で、メールプラグインを有効化する必要があります。
- プリントログの印刷ファイルパス取得には対応していません。
- Microsoft 365 / Office Onlineのログ取得には対応していません。
ログ解析について
- 資産・ログ利活用レポートライブラリのレポート集計処理を行う場合、「Shift_JIS」で表現できない文字は「?」に変換されます。
インターネット経由での資産情報・ログ収集機能について
- Mac OS X 10.4には対応していません。
- OS X 10.10をご利用の場合、一部の資産情報が正常に収集されないことがあります。