政府・官公庁・団体 LT(GL) 700CL

印刷量の把握にログを活用しコストの削減にも効果

細かく権限を分けて管理業務の効率化を実現

企画部企画課 情報統計班 主査:長谷川 誠 様

南足柄市は、北部には丹沢山地がそびえ、南部の相模湾からは温暖な海風が吹き込む自然豊かな小都市です。金太郎のふる里として知られ、足柄山の金太郎で有名な「坂田金時」ゆかりの史跡や、金太郎が産湯をつかったといわれる夕日の滝などが人気の観光スポットとなっています。国土交通省が認定した「水の郷百選」にも選ばれ、大手企業の事業所・工場も多くあります。

導入経緯

管理者が迷わない操作の“わかりやすさ”を重視
導入から10年間使い続けています

当市ではすでに10年間「SKYSEA Client View」を使い続けています。行政組織では定期的に職員の配置転換が行われるため、日常的に使うソフトウェアほど、迷わずに操作できる「わかりやすさ」が重要です。導入当時、私は管理担当者ではありませんでしたが、「SKYSEA Client View」は、私が情報統計班に異動になって初めて使ったときに、管理画面が見やすくて操作もわかりやすいと感じたことを覚えています。私どもでは各所属長に認可関連の権限を付与するなどして分散管理を行っていますが、専任の管理者以外のITに詳しくない職員でも迷わず使用できているようです。

また、少人数でPCの運用管理を行っているため、いかに効率よく管理するかも課題です。例えば、財務会計システムに関しては財政課が最も詳しいので、操作に関する問い合わせなどには財政課に対応してもらえるようにリモート操作の権限を付与しています。このように、複数の部署に分散して管理ができるのは、使いやすさに加えて権限を細かく設定できる「SKYSEA Client View」ならではだと思います。

導入効果

USBデバイスの使用許可は必ず各所属長が行う
認可者を分散させて“効率的に管理”

当市では、情報統計班が購入して「SKYSEA Client View」に登録したUSBデバイス以外は使用できないように制限しています。また、各部署の所属長には認可の権限を付与しており、使用する際は所属長から許可を得なければPCに接続できないようにしています。使用する妥当性の判断は、私どもよりも現場を知っている所属長が行った方が運用管理を効率化できると考えたからです。所属長の不在時にUSBデバイスを使用したいときには、情報統計班からも許可を出すことはできますが、USBデバイスの使用に関する責任の所在が所属長にあることを明確にするために、基本的に私どもでは対応を行いません。至急で対応が必要な際には申請書を提出してもらい、解除後に必ず申請書を所属長に渡して代理で使用許可を行ったことを知らせています。あえてこうした面倒な手順を設けることで、情報セキュリティ意識の向上を図っています。

操作ログを使って個別の印刷量を把握
ログの取得内容を公開して“職員への意識づけ”

「SKYSEA Client View」は、さまざまな操作ログを収集できるので、ファイルを紛失したときの所在確認や、必要以上に印刷しているPCがないかといった確認を行い、コスト削減に役立てています。また万が一、USBデバイスを紛失するような事故が発生した場合にも、書き込んだファイルの確認や、前後の操作内容を詳しく把握することにもログを活用できます。

一般的に、セキュリティレベルは組織の中で最も低いところを基準として考えるべきだと言われています。セキュリティレベルを向上させるには平均的な底上げが必要なため、当市では、職員への研修を通して「SKYSEA Client View」のログでは、どんな情報が取得でき、どのように活用しているかを具体的に見せています。職員が「見られている」という意識を持つことで、組織全体のセキュリティレベルの向上に役立てたいと考えています。

また、さまざまなセキュリティ対策製品を導入し、セキュアな環境づくりを心がけていますが、各製品から出力されるデータをすべて確認するには大変な手間と時間がかかります。そこで当市では、UTMなどの各セキュリティ製品から出力されるログの分析と可視化を行う統合ログ管理ツール「Splunk」を導入し、ログを一元管理しています。ほかの製品から出力されたログに「SKYSEA Client View」で得たPCのログを掛け合わせて見られることで、問題点の早期発見やトラブル発生時の原因特定などを迅速に行えると期待しています。

展望

定期電源OFFを帰宅のきっかけに
今後は電源ON/OFFのログを“正確な勤怠管理”に活用

そのほか、「定期電源OFF」機能を長時間残業の抑制に活用しています。深夜残業となる22時の数分前に起動しているPCの画面へ予告メッセージを表示させた後、自動的に電源がOFFになるように設定しています。メッセージ表示によって時間を認識してもらい、帰宅のきっかけとすることで深夜残業の抑制につながっています。今後は、PCの電源ON / OFFのログと勤怠管理システムの記録を突き合わせて、勤務時間の正確な把握を行うなど、活用の幅を広げていきたいと思います。働き方改革の推進に「SKYSEA Client View」が一役買ってくれることを期待しています。

2019年4月取材

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