企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア
「SKYSEA Client View Ver.17」を発売しました

2021年9月27日
Sky株式会社

Sky株式会社は、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View Ver.17」(スカイシー クライアント ビュー バージョン17)を開発、2021年9月27日より販売を開始いたしました。

SKYSEA Ver.17 コンソール画面

「SKYSEA Client View」は、「使いやすさ」をコンセプトに、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった『情報漏洩対策』や『IT運用管理』を支援する機能を搭載しています。サイバー攻撃に対する多層防御や、組織のテレワーク運用を支援する機能なども搭載しているほか、各メーカー様の製品と連携することで、各種対策をさらに強化いただける連携ソリューションも提供しています。

「SKYSEA Client View Ver.17」では、資産管理やログ管理などの機能をクラウドサービス(SaaS)として提供する新エディション「SKYSEA Client View Cloud Edition」をご用意したほか、「Web会議時間」を見える化する機能や、PCの操作ログを勤務場所の把握に活用できる機能など、テレワーク中の状況把握を支援する各種機能を搭載。サイバー攻撃対策やヘルプデスク対応など、日々の管理業務を支援する機能なども搭載し、多様化する組織のビジネススタイルを柔軟にサポートします。

「SKYSEA Client View Ver.17」新機能

1. SKYSEA Client ViewがSaaSで利用可能に

「SKYSEA Client View」をSaaSで利用できるエディション「SKYSEA Client View Cloud Edition」を新たにリリース。オンプレミス版とほぼ同じ豊富な機能をクラウドサービスとして提供し、組織のIT資産管理や情報漏洩対策、テレワーク運用をサポートします。

2. 「Web会議時間」を見える化し、業務プロセス改善を支援

テレワークの普及に伴い増加したWeb会議時間を、ユーザーごとにレポート集計。日々の業務のなかでWeb会議が占める割合を見える化することで、業務プロセスの改善などを検討する際の参考情報としてご活用いただけます。

3. 社内・社外のどちらで働いていたか、ログから判断が可能に

PCと社内にあるSKYSEA Client Viewサーバー ※1との通信状況に関する情報を、ログとして取得できるように強化。各種操作ログをチェックする際、それが社内での操作なのか、テレワーク時など社外での操作なのかを判断する際の参考情報としてご活用いただけます。
※1 マスターサーバー、もしくはデータサーバー。

4. マルウェア対策を強化する連携機能が新たな製品に対応

連携するUTMなどのセキュリティ製品が不審な通信を検知した際、管理者にアラート通知をしたり、該当PCをネットワークから遮断する機能を拡張。新たに、機械学習エンジンを搭載した次世代ファイアウォール ※2に対応しました。パターンマッチングでは難しい未知の脅威を検知し、速やかな状況把握と安全性の確保を支援します。
※2 連携するセキュリティ製品については、「SKYSEA Client View」のWebサイトをご覧ください。

5. USBデバイスの使用期限設定を拡張、組織の運用に沿った管理が可能に

指定したUSBデバイスの使用期限を、従来の366日よりも長く設定できるように改善。例えば、年単位のライセンス期限があるウイルス対策ソフトウェア搭載のセキュリティUSBメモリを、ライセンス期限切れと同時に使用できなくなるように設定することができます。

6. 他社製品へ出力できるログを拡張、より幅広いログ分析が可能に

「SKYSEA Client View」が検知したアラートログを他社製品へsyslog出力し、情報漏洩対策などに活用できる機能を強化。アラートログだけでなく、そのほかのログも出力できるようにしました。例えば、Webアクセスに関するログを他社のログ統合管理システムへ出力し、アクセス状況の分析を行うなど、さまざまなログを対象にご活用いただけます。

7. キャッシュ配布対象を細かくグループ分けし、PC間の通信負荷を軽減

PCへのソフトウェア配布がセグメントごとに効率的に行える、キャッシュ配布機能を強化。配布対象のPCを、IPアドレス単位で柔軟にグループ分けできるようになりました。例えば、セグメント内に複数フロアのPCがまとまって存在する場合に、配布対象をフロアごとにグループ分けすることで、フロアをまたいだ通信を起こさずに配布でき、通信負荷の軽減につなげていただけます。

8. 資産情報やログがアップロードされていないPCをアラート通知

何らかの原因で、クライアントPCから資産情報やログがサーバーにアップロードされなかった場合に、異常を検知して管理者にアラート通知。該当するPCの状況をログですぐに確認でき、原因の把握と素早い復旧にお役立ていただけます。

9. リモート操作画面を自由に拡大できるようにし、操作性を改善

リモート操作中に、接続先PCのデスクトップ画面を自由に拡大・縮小できるように改善。接続先PCの画面解像度が管理機より低い場合でも拡大して表示でき、メンテナンスや問い合わせ対応がより作業しやすくなりました。

※その他新機能・改善機能については、下記Webサイトにてご確認ください。
<SKYSEA Client View Webサイト>
https://www.skyseaclientview.net/

「SKYSEA Client View」の主な機能

資産管理 ハードウェア・ソフトウェアの詳細な情報を自動的に収集。日々変動するIT資産を適切に管理します。
ログ管理 クライアントPC上でのユーザーの操作や外部との通信、ファイルへのアクセス状況など、日々のPCの挙動をログとして記録。膨大なデータから必要な情報を抽出することで「いつ」「誰が」「何をしたのか」などを正確に把握し、情報漏洩リスクの早期発見を支援します。
セキュリティ管理 組織のセキュリティポリシーに反する操作に対してアラートで通知したり、操作そのものを禁止したりすることができます。アラートは管理機へも通知されるため、速やかな状況の把握にもお役立ていただけます。クライアントPCへの更新プログラム適用を支援する機能も搭載しています。
デバイス管理 社内にある多くのUSBデバイスやメディアなどの外部記憶媒体を徹底管理。利用権限の設定や棚卸までをサポートします。
ITセキュリティ対策強化 日々巧妙化が進むサイバー攻撃への対策として、UTMやウイルス対策ソフトウェアなどのセキュリティ製品と連携し、多層防御を強化。不審な通信やマルウェア侵入の早期把握、感染PCのネットワーク遮断など、リスクの最小化を支援します。 ※3
※3 一部エディション(Light Edition / 500 Clients Pack / Standard Edition)ではオプションとして提供しています。
レポート レポート機能を使って、IT機器の運用状況を詳細に把握。レポートを分析することで、コスト削減やセキュリティポリシーの改善などにお役立ていただけます。
メンテナンス リモート操作※4で離れたクライアントPCのメンテナンスが行えます。同時接続や一斉操作も可能で、複数のクライアントPCを管理する際に作業効率が向上します。
※4 「リモート操作」機能は、一部エディション(Light Edition)ではオプションとして提供しています。
ソフトウェア資産管理(SAM) 「ソフトウェア資産管理(SAM)」に必要な管理台帳を用意し、ソフトウェア資産の適切な管理を支援します。
サーバー監査 Windows Serverのイベントログ(監査ログを含む)を活用して、重要なデータが集約されることの多いサーバーへのアクセス状況の把握や、操作状況の確認が行えます。 ※5
※5 本機能はオプションとして提供しています。
モバイル機器管理(MDM) iPhone / iPad / iPod touchの資産情報を管理するために、一般的なモバイルデバイスマネジメント(MDM)の一部である資産管理機能をご用意しました。 ※6
※6 本機能はオプションとして提供しています。

販売体制

「SKYSEA Client View Ver.17」は、官公庁、自治体、民間企業、団体などを主な対象として、全国の販売代理店を通じてソフトウェアの販売を行います。

動作環境

SKYSEA Client View の動作環境はこちら

お問い合わせ

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