テレワークなどで会社貸与のPCを社外に持ち出す場合は、万が一の紛失・盗難への対策が重要です。「紛失端末制御」機能は、紛失・盗難に遭ったPCに対して、画面ロックやデータ削除をインターネット経由でリモート実行でき、PC内のデータを第三者が扱えないようにすることで情報漏洩を防ぎます。また、PCが接続しているWi-Fi機器などを基に、大まかな位置情報を確認することも可能です。
専用のWebサイトでは、紛失したクライアントPCの位置情報も確認できます。地図上で視覚的に把握し、捜索に役立てることができます。※3
紛失したPCには、マルウェアなどが第三者に仕込まれている可能性があり、感染拡大を防ぐためにも発見時にオフラインでPCを調査する必要があります。本機能では、管理機で発行した解除用パスワードをPCに入力することで、オフラインのまま画面ロックを解除することができます。
インターネットから分離された閉域網の環境でも、本機能をご利用いただけます。その場合、紛失したPCの制御等は閉域網内にあるマスターサーバーを通じて行われます。
FFRIセキュリティ社製「FFRI yarai」がクライアントPCのマルウェア感染を検知した際、「SKYSEA Client View」がPC上のマルウェアを隔離します。また、検知したマルウェアの情報を基に、ほかのクライアントPCが同じマルウェアに感染していないかを自動で調査し、マルウェアが確認された場合は同様に自動で隔離します。
パターンファイルを基にした従来の手法では検知が難しいゼロデイ攻撃などに対して、マルウェア特有の振る舞いを検知することで未知の脅威の早期発見をサポートする、次世代エンドポイントセキュリティ製品です。
検知したマルウェアに関する情報や感染したPCの操作ログは、専用の管理画面からすぐに確認できます。感染原因の調査など、事後の対応にお役立ていただけます。