SKYSEA Client Viewで記録されたPCの操作ログを活用することで、従業員の労働時間や業務状況の見える化を支援します。テレワーク中の従業員の状況把握や、過重労働対策の取り組みにもお役立ていただけます。
勤怠管理やセキュリティ面におけるテレワークの課題を解決
私物PCをテレワークで利用する場合は、OSや各ソフトウェアが最新の状態でなかったり、セキュリティ対策が不十分であることも考えられます。また、PCの所有者によってITスキルなどに違いがあり、システム管理者が依頼する各種対策が十分に行えない場合があることも想定できます。加えて、プライベートでも利用する私物PCに、SKYSEA Client Viewなどのログ収集ツールを導入することは現実的ではありません。そのため、シンクライアントシステムの利用(弊社商品では「SKYDIV Desktop Client」)や、リモートデスクトップ方式の利用、また管理が行き届いた会社貸与のノートPCを持ち帰って利用する方法が、安全かつ効率的だといえます。
日々蓄積されるPCの操作ログを集計・グラフ化し、労働時間の視覚的な把握を支援します。これら集計結果と、勤怠 / 就業管理システムやタイムカードなどの記録とを照らし合わせ、勤務実態の調査に活用いただけます。
指定した期間における、業務時間外でのPCの使用時間を、残業時間として算出。ユーザー別・部署別での合計残業時間や、部署別の平均残業時間を集計、確認することができます。また、残業時間は始業前と定時後で分けて表示することも可能です。
業務時間内にログオフが続いているPCがないか、早朝・深夜にPCが使用されていないかなど、テレワーク中の状況の把握を支援します。
アプリケーションやWebシステムごとの操作時間を集計して見える化。それぞれの操作時間を確認することで、どの業務にどれくらいの時間をかけていたかなど、従業員の働き方を把握するための参考情報として活用いただけます。
定時終了前や業務時間外に、PCの画面にメッセージを表示することで、従業員に業務終了や残業申請を促すことができます。申請された残業は、管理機から承認 / 拒否が行えるほか、当月の累計残業時間などを一覧で確認することもできます。タイムカードなどでの月ごとの集計ではなく、PCの操作ログから残業時間を日々適切に把握することで、業務負荷の偏りといった状況の早期改善にお役立ていただけます※1。
定時終了前などにメッセージを表示。残業申請が行われないまま定時終了時刻が過ぎたり、申請した残業時間を超過した場合には、PCをネットワークから遮断したり、画面をロックすることで、業務時間外のPC使用を制限できます※2※3。
「残業時間お知らせメッセージ」から行われた残業申請の承認 / 拒否、および残業時間や作業時間の当月の合計を確認できます。また、スマートフォンからでも申請内容の確認や承認操作ができ、外出先でPCが手元にない場合でも承認処理が行えます※4。
時間や曜日を指定し、その間は強制的にPCを電源OFFにすることができます。いつでもPCを起動させやすいテレワーク環境において、深夜や休日の起動を制限することで、サービス残業や長時間労働を抑止します。
PCを電源OFFにする前の指定した時間に、デスクトップ画面上にメッセージを表示させ、従業員へ事前に通知しておくことができます。
テレワークに欠かせないWeb会議システムを安全に利用し続けるには、常に最新バージョンへの更新を行い、脆弱性を放置しないことが重要です。Ver.16.2では、クライアントPCごとのWeb会議システムのインストール状況やバージョンを資産情報として収集可能に。未更新のPCを素早く確認できるようにすることで、脆弱性対策の徹底をサポートします。※1
SKYSEA Client Viewで収集したログオン・ログオフや操作開始・終了ログを、各メーカー様の勤怠 / 就業管理システム※1へエクスポートし、システムで管理している出退勤時刻との差異を確認。労働時間の適正な把握を支援します。
PCの操作ログが取り込めない勤怠 / 就業管理システムに向けて、操作ログとシステム上の出退勤時刻を基にレポートとして出力するツールをご用意しました。レポートから、PCの使用時間と出退勤時刻との差異を確認することができます。※2
PCへのログオンやキーボード・マウスの操作状態から、ほかの従業員の在席状況を自分のPCで確認することができ、メッセージを送り合うこともできます。コミュニケーションや情報共有が不足しがちなテレワークにおいて、在席状況を確認した上で、メッセージで手軽にやりとりすることができます。
テレワーク環境など組織外で利用するPCでの印刷を禁止する機能を、さらに使いやすく改善。PDFファイルの出力のみ許可することで、印刷物の紛失による情報漏洩リスクを軽減しつつ、より業務に即した運用が行えます。
組織内ネットワークへのVPN接続を強制することで、テレワーク中のPCの安全なインターネット利用をサポートする機能をさらに強化。PCが組織内ネットワークに接続しているかを、SKYSEA Client Viewのサーバー※1との通信確認を通じてチェックし、より確実に通信の安全性が確保できるように支援します。