違法コピーなどソフトウェアの不正利用が発覚し、ソフトウェアメーカーによって賠償請求がなされたといったニュースがたびたび報じられています。こうしたソフトウェアの不正利用は、悪意をもって意図的に行われた事例だけではなく、管理不十分のため、結果的に不適切な状況になってしまったというケースも多くあります。こうした事例が問題となる中、ソフトウェア資産管理(SAM)が注目されています。今では、組織のコンプライアンスという観点からも、ソフトウェア資産管理(SAM)の運用は避けられません。ここでは、ソフトウェア資産管理(SAM)の必要性や課題、実際の運用方法などを、順を追ってご紹介します。