SAMによるIT資産管理を行うためには、IT資産情報をまとめた「IT資産管理台帳(基本台帳)」を事前に用意しておく必要があります。SAMのIT資産管理台帳は、「ハードウェア台帳」「導入ソフトウェア台帳」「ライセンス台帳」「ライセンス関連部材台帳」の4つから成り、それぞれ最低限必要とされる情報の項目が規定されています(「SAMユーザーズガイド」 財団法人 日本情報処理開発協会)。
ハードウェア台帳
ソフトウェアが実行できるハードウェア(PC、サーバ、PDAなど)や、ライセンスが付属するハードウェア(PC、HDD、DVDなどのドライブ)に関する情報を管理する台帳です。
SAMで必要とされる台帳項目(例) |
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機器種別 / ベンダー名 / 型番 / シリアル / 利用者 / 使用部門 / 管理者 / 管理部門 / 設置場所 / スペック 等 |
導入ソフトウェア台帳
ハードウェアに導入された、実行可能なソフトウェアに関する情報を管理する台帳です。
SAMで必要とされる台帳項目(例) |
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ソフトウェア名 / ベンダー名 / エディション / バージョン / 種別(製品版・フリーウェア・シェアウェア等) / ライセンス管理番号 / 媒体管理番号 / 導入元 / 導入日 等 |
ライセンス台帳
外部から購入したソフトウェアの、ライセンスに関する情報を管理する台帳です。
SAMで必要とされる台帳項目(例) |
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ベンダー名 / ソフトウェア名 / エディション / バージョン / 言語 / 購入日 / 購入元 / 購入部門 / ライセンス種別 / ライセンス形態 / 使用許諾条件 / 使用許諾証明 / ライセンス証書番号 / 数量 / 管理部門 / 保管場所 等 |
ライセンス関連部材台帳
ライセンスの許諾についての証明となる部材(導入用DVD、データが格納されたDVD、パッケージなど)に関する情報を管理する台帳です。
SAMで必要とされる台帳項目(例) |
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CDキー / 管理部門 / 保管場所 等 |
SAMでは、これら4つの台帳を基に、棚卸や、ソフトウェアの購入計画の策定を行い、企業として必要なIT資産を適切に管理できるように取り組みます。そのため、情報を常に最新に保ち、精度を維持することが求められます。
「SKYSEA Client View」では、これら台帳を一元管理し、ソフトウェアの導入や棚卸時に資産情報を簡単に更新することができます。また、各台帳をワンタッチで出力でき、各PCの不要なソフトウェアを管理PCから遠隔でアンインストールできるなど、SAMに必要なさまざまな機能を備えています。適切なSAM運用のために、ぜひお役立てください。